【デレマス】声がないとできないこと・声があるとできること
こんばんは、プロダクション「アンボイス協同機構」代表です。
総選挙も真っ盛り!いよいよ佳境ですね。
このものすごく今更なタイミングで、タイトルの通り声のあるなしについて振り返ってみましょう。
モバマスから始まったシンデレラガールズは、その古の呪縛のため未だボイス未実装のアイドルが多数存在します。
彼女らは等しくアイドルですが、声があるのとないのとではやっぱり大きな違いがあるのです。
そのためにプロデューサーは選挙戦に身を投じていく、というお話です。
声がないとできないこと
喋らない
当然ですがボイスが無ければ肉声で喋れません。
「担当の声」というものが当たり前に聞けないのです。
豪華声優陣の起用が当たり前なこのご時世に、一線級のソシャゲコンテンツがこんな状態というのも不思議なものですね。
なぜこうなったかは8年前のリリース時の情勢に遡るのですが、長すぎるので省略します。
しかしながら、ボイス実装前から「声が聞こえる」とのたまっていたよしのんPはやべえ。
曲が出ない
声がなければ当然曲も歌えません。
デレステで踊らせることはできますが、それは担当のための曲ではありません。
楽しいんですけどね、持ち歌って憧れるじゃないですか。
ライブに出ない
ここでのライブはリアルライブですね。
曲もないですし、そもそも中の人がいないのでライブに出れません。
担当がいなくてもライブはすっごい楽しいですが、担当のいるライブはその5億倍くらい楽しいです。
アニメにもあんまりでない
アニメも声があってしゃべることで成立する部分が非常に大きいです。
喋らないアイドルにも出番はありますが、横で立っているだけとか、引きの画で複数人とか、そんな感じです。
絶対にメインにはなれません。
しかしシン劇のヘレンはあのまま喋りだしてもおかしくなかった。強すぎる。
あといつサプボが来るんじゃないかとハラハラして心臓に悪いです。
イベント回数の頻度が少ない
モバマスは等しくボイスを前提としていないので、だいたい主役となるイベントのチャンスは回ってきます。
ガチャの偏りは激しいですが。
問題はデレステの方ですね。
デレステは音ゲーなのでメインストリームのイベントは「曲があること」が前提です。
最近はスシローや各種コミュなどで声なしの子にも出番が貰えるようになりました。
ただ、結局のところやっぱり歌を歌えるアイドルには色々な面でかないません。悲しいことですが。
グッズが少ない
これは非常にシビアな問題です。
グッズを作るのは主に許諾を得た業者さんであり、バンナムなど運営母体が直接かかわるケースはほとんどありません。
業者も慈善でグッズを作っているわけではなく、ちゃんと採算と利益を意識したものを製作します。
つまり、声があって、人気があって、売り上げが見込めるアイドルが候補となるわけです。
細々したものや単価が抑えめなもの、手間がかからないものは声なしでももちろん製作されます。
カードのイラストをそのままデザインに使うやつとかですね。
逆に「売れないと困る」ものはほぼ絶対に声がついているアイドルになります。
その最たるものがフィギュア等の立体物ですね。
声があるとできること
声が聞こえる、歌が聞ける
上記で挙げた「できないこと」がそのまま反転して、かつ+αの恩恵があります。
アイドルの声が聞こえます。
アイドルの歌が聞こえます。
プロデューサーは召されます。
声が聞こえるということは、比喩でもなんでもなくアイドルの存在の次元が0.5引き上げられるということを意味します。
露出の増加
登場メディアの幅が増えます。
中の人がライブに出ます。
また、これまでになかったアイドル同士の絡みも増えます。
全然違うんですよ、声がつく前と後じゃ。
本当に扱いが全く違うんです。
おわりに
どうもアイドルに声がついていないことがどういうことなのか、あまり意識されていない方もいらっしゃるようなので、改めてそれがどういうことなのかをつらつらと書き綴ってみました。
なお、私の担当には声がついている子、ついていない子の両方がいます。
だから総選挙を勝ち抜いたことや、声がついた喜びもわかりますし、声がついていないことによる苦悩や、それでも公式の供給に一喜一憂する感じもわかります。
なんでこの子こんないいキャラしてるのに声がついてないの…と幾度思ったでしょうか。担当も、担当以外の子もです。
色々ありますが、やっぱ担当は辞められないです。
担当アイドルが、アイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツが、好きなんですね。
おしまい